私は、最近まで、カナダドルが、何故米ドルよりは高くなっているのか?理解できませんでした。
現在のレートでは、米ドルが、114.3円に対して、カナダドルが、119.1円と完全に逆転しています。
ただ単に、米ドルがそれだけ、弱くなっているんだろうな?と思っていたのですが、そうではないようです。
カナダドルが高くなっている理由は、「原油高」のようです。
環境先進国を自負していたカナダですが、今では、京都議定書のCO2削減目標が達成できないと、早々に逃げを打っています。
その原因は、原油高に伴い、カナダにあるオイルサンドから原油を取っても採算が合うようになったからだそうです。
カナダは、元々産油国ではありましたが、大変多くの、オイルサンドがありました。ただ、オイルサンドは、精製にコストが掛かるので、原油が安かった頃は、宝の持ち腐れだったのですが、このところの原油高で、ドル箱になっているのだそうです。
オイルサンドを精製するには、大量のCO2を発生させなければならないわけで、「京都議定書なんてどこ吹く風」になっているようです。
カナダにも、中東諸国と同じようにオイルマネーががっぽり入ってきて、空前の好景気だそうです。
こうなってくると、「環境問題なんて、二の次」になるのは、どこでも同じことでしょうね。
原油高が続く限り、カナダドルは、上がり続けるという見方です。
原油高の煽りを受ける通貨は、米ドルと日本円の2つだそうで、このところの為替の動きを見るとうなずけますね。
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